Kei KOÏTO ( 小糸 恵, 日本・スイス )

バッハ: トリオソナタ、他/ケイ小糸 (グロニゲン、ニコライ教会のシュニットガー・オルガン)
J. S. Bach - Sonates en trio (BWV 525-530); Concertos (BWV 592-596); Variations canoniques (BWV 769) / Kei Koïto
Harmonic Records (F) H/CD 8828-29 (2 CDs)

●小糸恵による実に切れ味のよい清爽なバッハ。 トリオ・ソナタも悪くないが、カノン風変奏曲とコンチェルトは、クリーンなアーチキュレーションの 鋭さと柔らかさがマッチし、絶妙な味わいだ。Fugetzu ☆ ; ●スイス在住の小糸恵が弾いたバッハ。急速楽章(ソナタ、コンチェルト)のリズムにおいて 西欧の伝統的オルガン奏法にはない斬新さを感じる。 Toku

エマヌエル・バッハ: オルガンのためのソナタ/ケイ小糸 (ヴァイセナウのホールツァイ・オルガン)
Carl Philipp Emanuel Bach - Sonates pour Orgue
Kei Koito

Harmonic Records (F) H/CD 9142
●快活でシャープ、かつ豊かな音楽に溢れた小糸のエマヌエル・バッハ。スタッカートが 強く感じられるものの、エマヌエル・バッハが持つ形式性を超えた情念の迸りを、筆勢鮮やかに淀むことなく 表現しているのがよい。Fugetzu 1/2 ; ●作曲者のエマヌエル・バッハ、演奏者の小糸、ホールツァイの楽器と3つ揃って今なお過小評価されていることを如実に示す録音だ。 きわめて音楽的で正確無比、にも拘わらずフレクシブルなフレージングと アーティキュレーションは 聴く者を厭きさせない。音楽の流れに自然で、恣意的なところが感じられず好感が持てる。 小糸の演奏が示す音価の扱いは、オルガンという楽器の効果的・合理的な奏法という点で、示唆するところが大きい。 18世紀南ドイツの最も優れたオルガン製作者、ホールツァイがヴァイセナウの教会に設置した楽器を使用。 19世紀の改変で失われてたストップを補って、1989年にオリジナルの仕様に修復されたもの。ロマン派様式に近づいたオルガンの多彩な音色を聴くことができる。Toku ☆☆1/2 V (02.06.21 改訂)
(倒産したHarmonic Records は Harmonic Classics という名で再生、このCDも再発されたようだ。)



Kei KOÏTO ( 小糸 恵, 日本・スイス )



管風琴音盤百選 演奏家別 一覧
Last updated: 2002. 12. 26 ... Compiled by Toku <cd100@orgel.com> .


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