Anthony NEWMAN ( アンソニー・ニューマン, 米 )

バッハ: パッサカリアとフーガ、他/アンソニー・ニューマン
Anthony Newman plays J. S. Bach on the Pedal Harpsichord and Organ
Columbia (USA) MS 7309 ; CBS SONY (日本盤) SOCO 49 (LP) (廃)
●オルガンとペダルチェンバロによるバッハ。ニューマン以前にも、ビッグスによりペダルチェンバロの録音は出ていたものの、明らかに到達点は異なる。特にパッサカリアにおける、オルガンでは曖昧に扱われやすいアーチキュレーションの変化、また音楽構造を透視するかのようなフーガに、彼の演奏のユニックかつ明確な視点が理解できる。
BWV 541 の生命力溢れた闊達さも忘れられない。 Fugetzu ☆☆ V ; ●バッハのオルガン作品においてどのようなレジストレーション(音色の選択)を行うかは常に悩みの種である。すなわち、理想的なオルガンもレジストレーションも、有るようで無いというのが正しい。 このパッサカリア、特にそのフーガがチェンバロで弾かれるのを聴くとき、バッハに対する常識がいかに誤ったものであるかが判るだろう。 もともとニューマンは音色感に頼る演奏家ではないが、また、バッハのオルガン作品は基本的に特定の音色を要求してはいないのである。 とすれば、音楽の構造を最もよく示す楽器を選ぶのは、しごく自然なことだと言える。 フーガの終盤で、曲想において内声部の動きが重要な働きをするパセージがあるが、この辺りの情感の表出などをオルガンで聴くことは難しい。 このCBSコロンビアへの初録音は、まさに衝撃のデビュー盤だった。 Toku ☆☆☆ V   (右は日本盤)

バッハ・オルガン作品集/アンソニー・ニューマン
BACH / NEWMAN
Columbia (USA) MS 7421 (LP)
(廃)
●トニー・ニューマンの米コロムビア時代のバッハには、注目すべき演奏が多い。中でも、このバッハのオルガン作品集は、超絶技巧ぶりに唖然とする。特にトリオ・ソナタの第5番は信じられない演奏である。のみならず、オルガンにおけるフーガ演奏をどのようにこなすべきか、のひとつの指針すらここにある。シャピュイのような卓越したレジストレーション能力はなくとも、古典的ストップの範囲において、フレージングだけでこれほどのフーガの妙味を味わせてくれるオルガニストはいないだろう。 Fugetzu ☆☆ V ; Toku ☆☆ V

オルガン音楽/アンソニー・ニューマン (various)
Music for Organ / Anthony Newman
Columbia (USA) M31127 (LP)
(廃)
●彼のオルガン録音の中で、最もバーチュオーゾ的面目躍如の1枚。中でも、フランクのコラール第2・3番とリストは快演。彼のオルガンは、超速的スピードにも拘わらず、ペダル音をベースとしたピラミッド・バランスが、全く揺るがないのは不思議なほどだ。特にフランクの第 3 番コラールは、ピアニスチックな旋律線の絡みが見事に引き出される。リストも同様で、ピアノ編曲版の無闇なトリルを聴かなくとも、十分にピアノ版的味わいが楽しめる。 Fugetzu ☆☆☆ V ; (準備中) Toku ☆☆


Anthony NEWMAN ( アンソニー・ニューマン, 米 )



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Last updated: 2002. 12. 27 ... Compiled by Toku <cd100@orgel.com> .


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